ロシアの今

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 ロシアの存在が大きくなっている。
 欧州とロシア、アメリカとロシア・・・などなど。
 資源の利権から、政治的な影響力から。

 果たして、ロシアの今は。

「特別対談 ”嫌われロシア”と上手く付き合う方法」
井本沙織、弘兼憲史(COURRiER Japon 2009.5)

 日本とロシアとの関係はあまりよくない。しかし、北方領土の問題や北朝鮮問題で、ロシアとは付き合わないといけない。
 そんなロシアであるが、「日本の『好感度ランキング』」ではロシアは最下位であるという。「昨年実施された内閣府の世論調査では、『ロシアに親しみを感じない』人の割合は83.4%にものぼった」という。

「現地取材&責任編集 島耕作、激動のロシアをゆく」
(COURRiER Japon 2009.5)

 「ソ連時代、日本は対ロシア貿易量において常にNo.2の位置」を占めていた(1位はドイツ)」。しかし、「エリツィン時代の10年間で18位まで落ち、ようやく07年に200億ドルで8位にまで上昇」した。

 ペテルブルクへの進出企業は、「現時点で約50社ある」が、「5年前はわずか3社(日立製作所の合併会社、NECの合併会社、日本たばこの関連会社)」だった。

 「現在、モスクワに日本企業は181社オフィス」を持っており、「ペテルブルクでは52社に急増」。これに対し、「ドイツは4000社、米国は1200社」である。

 ロシアへの注目度は高くなっている。

「汚職まみれ」
エコノミスト(UK/COURRiER Japon 2009.5)

 「『汚職市場』の規模は3000億ドル」という。これは「ロシアのGDPの2割を占める額」である。
 汚職市場はロシアで大きな存在になっている。「ロシア企業の8割がなんらかの賄賂を支払っており、一社当たりの平均額は過去8年間で1万ドルから13万ドルにはね上がった」という。

「人口激減中」
エコノミスト(UK/COURRiER Japon 2009.5)

 ロシアの人口の分布状況は「今やロシアは大都市の30~40km圏に過度に集中」している。
 極端な事例であるのだろうが、「30年前には小学校の新入生が500人いたが、今年はわずか1人」であったという。

 さらに、ロシアでも「HIV感染の問題」が深刻である。「今では感染者の3割は30歳以下の一般の若者」であるそうだ。「エイズによる死亡者は2万7000人」で、「結核による死亡者も2万4000人(米国の40倍)にのぼる」という。
 このことが人口減少の要因にもなっている。

 先進国も同じだろうが、「ロシアのGDPの8%は移民が稼いでいる」状況だ。
 「現在、合法的移民の数は統計上では200万人だが、実数はその10倍ともいわれている」。

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