北朝鮮はどう向かう?

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 北朝鮮問題の6カ国協議が5月末に開かれようとしています。停滞していた協議がようやく動き出そうとしています。

 しかし、北朝鮮問題はまだどうなるかわからない状況です。

 6カ国協議がうまくいかず、不調になり、そして、米朝2国間協議へと米国が応じました。しかし、その米朝2国間協議も順調ではないまま、米国の譲歩で持ちこたえている模様です。その間に、韓国には選挙が行われ、親北政策を行ってきたノ・ムヒョン大統領から反北とはいかないものの、厳しい対応をとるイ・ミョンハク大統領へとうつったのです。

 この出来事は、北朝鮮にどう影響を与えたのでしょうか。

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は14日、韓国の李明博政権の北朝鮮政策が「反民族的で反動的だ」と非難、この政策を変えない限り南北関係は「破たんする」と警告する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

(産経新聞より抜粋 http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080415/kor0804150103001-n1.htm)

と、北朝鮮からの韓国のイ・ミョンバク政権に対して、厳しい非難が出ました。

 この北朝鮮の対応は何をあらわしているのでしょう。

 少し前に、北朝鮮は、厳しい反応をしていた米朝2国間協議から、良い協議だったとする協議姿勢になったのが気にかかる。このことは、北朝鮮が焦っているのでしょうか。米と本格交渉になるのでしょうか。ようやく、北朝鮮との協議が進みそうな雰囲気だが。

 しかし、ここにきて、またも暗雲が出てきました。

 19日に米国と韓国と首脳会談が行われ、その会談で、米韓同盟の再定義を協議する模様だと言うのです。

 その内容は、

・韓国が在韓米軍の世界的な展開を容認する代わりに、米国は南北朝鮮の統一後も、「核の傘」を含めて軍事的な関与を続けることをうたう。今夏にもこうした考えを盛り込んだ共同宣言「米韓未来同盟ビジョン」(仮称)を発表する
・韓国側は米韓同盟を最重視するとの意思を明示し、テロなど新たな脅威に対応するため、本来、朝鮮半島に限ってきた同盟の協力範囲を世界的規模に拡 大。朝鮮半島外に在韓米軍を円滑に派遣する「戦略的柔軟性」を認めた06年1月の米韓外相合意を確認、発展させる。韓国軍も国連平和維持活動(PKO)や 国連安保理決議のない米国主導の有志連合に積極参加する
・米軍は南北朝鮮の統一後も朝鮮半島にとどまり、在韓米軍の海外展開で韓国の防衛力が低下しないよう、偵察能力や精密打撃能力などで韓国軍を支援する

(朝日新聞より抜粋 http://www.asahi.com/international/update/0414/TKY200804140240.html)

といった具合で、米国と韓国の関係が良くなる可能性が出てきたのです。

 このことに関して、北朝鮮からの反発も出てくると思いますが、これは、米朝交渉でのバランスが北朝鮮に傾いていたための、戦略なのでしょうか。

 果たして、この背景にはどういったことがあるのでしょうか。そして、この先の展開はどうなっていくのでしょう。

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