依然として、クラスター爆弾の問題が続いている

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 昨年1年間でクラスター爆弾による死傷者が445人確認されたという。
 そのうち、383人が内戦の続くシリアでの死傷者(クラスター爆弾の全面禁止を訴える国際非政府組織(NGO)「クラスター弾連合」の2015年版報告書)で、ラオス、イラク、レバノン、ウクライナ、ベトナム、コソボ、カンボジア、リビア、南スーダン、アフガニスタンでも死傷者が確認された。
 クラスター爆弾の脅威は依然として続いている。

 そのクラスター爆弾とは、爆弾の中に多数の(小さな)子爆弾があり、広範囲に爆撃することができるという特徴がある。しかし、子爆弾が不発弾となって、紛争や戦争が終わった後も地雷のような恐怖と被害を残すことが深刻な問題となっている。

不発弾があるかもしれない土地で作業をせざるを得ない人々も

 この(クラスター爆弾)子爆弾の不発弾を、子供たちが面白半分でおもちゃとして扱って被害を受けるケースも多いという。
 「不発弾がどこにあるかわからない」、「どこかに不発弾があるかもしれない」ということが、自由に安心して歩くこと・作業をできなくさせる。また、不発弾があるかもしれない恐怖を感じつつも、不発弾のある可能性がある土地で作業をせざるをえない状況にある人々もおり、クラスター爆弾の存在は脅威になっている。
 ちなみに、クラスター爆弾を全面禁止する条約(オスロ条約)が発効した2010年から14年までの全死傷者のうち92%が一般市民という。

 このことからも、クラスター爆弾の被害は日常を送っている一般市民に大きい影響を与えていることがわかる。

【参考資料】
・「クラスター弾で昨年445人死傷」
毎日新聞 2015年9月6日(日)

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