香港の人口の割合が変われば、影響力も変化していく

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 香港は「1国2制度」を採用している特殊な地域となっている。そのため、中国とは違った雰囲気があるだろう。しかし、その香港も中国の圧力が強くなってきているという。つい最近も香港でデモがあり、中国の管理体制との衝突が注目された。

 その香港の住民は、もともと1930~60年代にかけて中国大陸での戦争や共産主義体制から逃れてきた人達だそうだ。そのため、中国政府への反発も強い、という背景がある。

 そうしたことに対し、中国側の思惑も。
 中国大陸から香港へ移住するという動きがある。イギリスから返還以来、1日150人、1年間で5万人を超える中国人が移住しているという。こうした人々は、中国政府に認められた移民ということで、香港では親中的な態度を取ることが多いそうだ。

人口の割合が徐々に変化し、影響力の変化へも

 徐々に中国大陸からの移住してきた人々が香港での人口の割合にも影響し始めており、その分、反中国の声は弱くなってしまう。これに、経済格差の拡大や既得権益への不満から若者を中心に、アメリカや台湾へと移住してしまう動きがあり、さらに劣勢になりつつあるという。

 住民がどういうことを望むか、ということは重要な問題だが、こうした流れの中で、香港の行方はどうなるのだろうか。

【参考資料】
・「経済観測 香港 同化か民主化か」
毎日新聞 2015年2月14日(土)

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