ネット環境が生活に与える影響力をどうするのか

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 インターネットが普及して、手続きや売買などといったことがネットでできるようになってきた。
 ネットが普及したことにより、これまでのビジネス形態が大きく変化した分野もある。メディアやテレビ、出版業界はネットの影響により、大きな課題を抱えることにもなった。ネットがあるため、「テレビや新聞を見なく・読まなくなった」という人も増えてきている。さらに、本や新聞の紙から電子機器での視聴・購読へと切り替える人も出てきており、紙媒体はまだまだ残りつつも、紙媒体のビジネスが悪戦苦闘する場面は増えている。

 そうしたネットは多くの便利さ、快適さがあるが、ネット環境の整備の差による影響も問題視されている。
 それは、ネット環境が整備されていることで得られるメリットがあるということで、ネット環境の差で格差が出るのではないか、という声がある。

 ネット回線の質が良くなれば多くのデータのやり取りができるようになる。しかし、その質を求めればコストはかかる。
 そのため、お金がない人はその環境を利用できず、情報のやり取りの主流がネットになればなるほど情報が得られなくなり、生活や経済格差が出てくるということにつながってしまう。

ネット回線の質の優先順位化は格差につながる??

 こんな声がアメリカで出てきているそうだ。
 動画配信などのコンテンツ業者が顧客増に対応して、ネット接続業者との回線を増強し続けているという。流れ込むデータが増えたため、家庭に届ける回線などへの投資が必要になったことから、回線利用の優先順位が必要になった。そこで、優先的な扱いを望むコンテンツ業者から追加料金とろうとしたという。
 これに対し、お金のあるなしで情報を差別する動きに懸念が生じ、ネットの中立性が問題になっている。しかし、情報が急増する中、回線の質を保つためのコストを誰が負担するのか、という問題はなかなかクリアできていない。

 ネットの世界のインフラ問題をどうするのか。インフラを多くの人に平等にするのか、それともお金などで優先的な提供になっていくのか。
 現在、ネット環境を利用できるのとできないのとでは、快適さ、便利さが変わってくる。ネット環境のあるなしによる影響が大きくなっている時代に入っており、身近な生活の問題につながっていく。

【参考資料】
・「けいざい解読 ネットの中立性 米で論争 回線投資 誰が負担」
日本経済新聞 2015年3月15日(日)

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